葬儀屋でのアルバイト体験について

遺体が到着してからが葬祭場の本当の仕事

葬儀の仕事が入ったため私にも声がかかりました。
会場では、祭壇の準備などが着々と行われていました。
ご遺族との打ち合わせで決まったことを、業者に手配します。
会場の準備などをしていると、会場でアナウンスが入りました。
ご遺体が到着しますという事です。

ご遺体のお出迎えはスタッフほぼ全員で行います

そうなると、作業をしていたスタッフたちは手を止めて正面玄関へ向かいます。
棺に納められたご遺体を出迎えるためです。
ご遺体は、黒塗りの霊柩車に乗せられてやってきます。
到着するとすぐさま、スタッフが駆け寄ります。
それは一番緊張する時でもあります。

霊柩車から棺を安置するまでは力仕事です

霊柩車の扉が開かれて、棺が現れました。
ご遺族の男性が最初に棺に手をかけて車から降ろします。
棺は用意された荷台の上に乗せられる事になります。
荷台には荷車がついていますので、押して運ぶ事ができます。
荷台に乗せるまでは、力仕事です。
数名のスタッフとご遺族が一緒になって棺を移動させます。
慎重に棺を荷台載せた後は、会場内の祭壇へと運ばれます。
ご遺族の方々に荷台を押していただきます。
会場の正面扉が開かれると、ゆっくりと棺が祭壇に納められます。

葬儀は棺の到着から焼香まで分刻みのスケジュールで行われています

棺が到着して、しばらくすると参列者たちがやってきます。
私はドアの前にたって、参列者一人一人に挨拶をして、ドアを開ける係をします。
葬儀進行の段取りに関しては、前もって打ち合わせされます。
社員の人から、女性スタッフへと細かい打ち合わせが行われます。
時間が決まっているため、迅速に行動しなければいけません。
会場では司会者の人が、葬儀を進行します。
あらかじめ、台本が用意されていてそれに基づいて行われます。
会場の中は、その場に相応しい音楽が流れています。
ゆっくりと静かな音楽です。
式が始まると音楽は止みます。